【経験談】フリーランスが仕事でミスしたときにすべき対処法|4選

「フリーランスは一度でもミスをしたら終わり…」

こんなイメージを持っている方もいるかもしれません。

しかし、現実はそうではありません。
私自身もミスをしてしまうことはありますが、ありがたいことに継続して仕事をご依頼いただいています。

今回は、そんなときに私がどのように対応しているか、これまでの経験を交えてご紹介します。

結論:スキルより「誠実さ」が大事

これまでの経験から感じるのは、フリーランスにとって、高いスキルよりも「誠実な姿勢」と「改善しようとする努力」が何よりも重要だということです。

もちろん、ミスはしないに越したことはありません。

しかし、してしまった場合は、言い訳せずに真摯に謝罪し、同じミスを繰り返さないための対策を考え、違和感や問題に気づいたらすぐに報告すること。

これらの当たり前のことを徹底することが、フリーランスとして長く活躍し、クライアントからの信頼を得て、安定して仕事を受け続けるための秘訣だと私は考えています。

1.言い訳せず、真摯に謝罪する

もしミスをしてしまったら、言い訳は一切せず、ただただ「大変申し訳ございませんでした」と誠心誠意謝罪します。

なぜなら、フリーランスとして仕事を受けている以上、最終的な責任は依頼主である会社側が負うことになるからです。私たちにできるのは、謝罪することしかありません。

その場の状況説明を求められた場合にのみ、簡潔に答えるようにしています。

どんなに「仕方がない事情があった」としても、言いたい気持ちはぐっとこらえ、まずは謝罪に徹することが重要です。

2.同じミスは繰り返さない

一度してしまった失敗は、二度としないように細心の注意を払っています。
そのために、ミスが起きないための具体的な方法を考え、仕事のやり方を見直します。

例えば、確認する回数を増やしたり、作業の順番を変えたりできる限りの工夫をしています。
私は忘れっぽいので、常にメモを取ることも心がけています。

そういった努力する姿勢は、きっと周りの人にも伝わっているはずです。

3.違和感をそのままにしない

仕事中に「なんか違う気がする…」という感覚がよぎったら、それは大抵正しいことが多いです。

どんなに忙しいタイミングでも、一度手を止めて、すぐに分かる人に確認するようにしています。
早い段階で気づければ、大きな問題になる前に対処できるからです。

これまでの経験上、この「違和感」に助けられたことは何度もあります。

4.すぐに報告する

自分の失敗を隠したくなる気持ちはよく分かります。
怒られたくない、という思いもあるでしょう。

しかし、どんなに些細なことでも、すぐに報告するようにしています

これは自分のためではなく、お客様のためにすべきことだからです。
違和感と同じで、早い段階で報告すれば大事にならずに済むケースがほとんどです。

仕事先で起こった「不思議な出来事」

私が放射線技師として働いている中で、こんな「不思議な」フリーランスの方もいます。

  • 当日仕事をドタキャンしたフリーランス技師さん:理由は定かではありませんが(おそらく寝坊)、当日の朝、現場に現れず、電話にも出ないフリーランス技師さんがいました。たまたま代わりの技師が見つかったからいいものの、現場は大パニックに。驚くべきことに、その方は翌日の仕事に何事もなかったかのように現れ、今も変わらず仕事を続けています。

  • 仕事が丁寧すぎてクレームになったフリーランス技師さん:人数の多い現場で、一人ひとりに丁寧に対応しすぎるあまり、患者さんの長蛇の列が発生。待ち時間が長くなりすぎて、大クレームにつながったケースもありました。

こういう方でも継続して仕事をもらえています。
理由は、人手不足でそういった方に頼らざるを得ないからです。
この現実を目の当たりにして、反面教師にしようと思いました。

まとめ

これらの経験から感じるのは、完璧である必要はない、ということです。
誰しもミスをするものですし、もちろん私も例外ではありません。

もちろん、ミスはしないに越したことはありませんが、もししてしまった場合は、その後の対処が何よりも重要です。
誠実に謝罪し、再発防止に努め、そして異変に気づいたらすぐに報告・確認する。

これらの基本的な行動を徹底することが、フリーランスとして長く活躍するための秘訣だと思います。

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