「他の人ほど技術や知識に自信がないし、コミュニケーションも得意じゃない…」
フリーランスになった当初は、他の人と比べて劣っている自分にずっと悩んでいました。
しかし、フリーランスを続ける中で分かったことがあります。
それは、フリーランスの世界では「専門技術が高い=たくさん仕事がもらえる」という訳ではないということ。
むしろ、仕事に対する姿勢や人とのつながりを築く力の方が大きく影響するんです。
今回は、「あなたにお願いしたい!」と選ばれるフリーランスになるために、私が実践してきた戦略をまとめました。
<目次>
1.「専門技術があるだけじゃダメ」って、どういうこと?
・「頼みやすさ」と「使いやすさ」が重要!
・「安心感」と「信頼」が次につながる!
2.自信がなくても大丈夫!「選ばれる」ための5つの戦略
戦略1:丁寧な仕事で「ミスをしない信頼」を築く
戦略2:どんな「約束」も必ず守る
戦略3:「聞き上手」で心地よい関係を築く
戦略4:周囲への「気配り」を忘れない
戦略5:良いと思ったことはすぐに「真似」する
まとめ
1.「専門技術があるだけじゃダメ」って、どういうこと?
私が請け負っている健康診断の仕事は、病院とは違い、そこまで高度な医療技術や知識が求められることはありません。
もちろん、必要最低限のスキルは不可欠ですが、それ以上に重視されるポイントがあるんです。
「頼みやすさ」と「使いやすさ」が重要!
想像してみてください。いくら技術がピカイチでも、こんな人だったらどうでしょう?
・連絡しても、なかなか返事が来ない
・文句が多い
・周りのスタッフと連携したがらない
・自分のやり方にこだわりすぎる
これでは、どんなに高い技術力があっても「また頼もう」とはなりにくいですよね。
逆に、技術は平均的でも
・連絡がマメでスムーズ
・時間には必ず間に合う
・現場のスタッフとも気持ちよく連携してくれる
・可能な範囲で融通を利かせてくれる
といった使いやすさがある人は、仕事を依頼する側にとって本当にありがたい存在なんです。
「安心感」と「信頼」が次につながる!
「この人に任せれば、ミスやトラブルが少ない」という人は、安心して仕事を任せられるので、仕事を依頼する側のストレスがないです。
大抵そういう人は、何か問題が起きても、すぐに報告・相談するので、大きなトラブルに発展することもありません。
つまり、技術や知識だけでなく、人間性や仕事への真摯な姿勢こそが、フリーランスとして選ばれるための鍵なんです!
2.自信がなくても大丈夫!「選ばれる」ための5つの戦略
では、技術もコミュ力もそこそこな人は、どうすれば「選ばれる」フリーランスになれるのか…? 大切なのは「今の自分にできること」に最大限の力を注ぐことです。
戦略1:丁寧な仕事で「ミスをしない信頼」を築く
どんなに簡単な作業でも、慣れてくるとミスが出やすくなります。
自分の間違えやすいポイントを把握し、確認する回数や方法を見直しましょう。
「遅いと思われるかも」と恐れるよりも、「丁寧でミスがない人」と評価される方が、次の仕事につながる可能性は格段に上がります。
早く終わらせようとせず、自分のペースで、一つ一つの作業を丁寧に行うことを最優先にしましょう!
戦略2:どんな「約束」も必ず守る
指定された時間には必ず到着し、もし遅れそうならすぐに連絡を入れる。
依頼された業務は、決められた手順通りに、きっちりやりきる。
報告が必要なことは、漏れなく、素早く伝える。
こういった「当たり前」の積み重ねが、信頼の土台になります。
コレ、意外とできていない人が多いんです。
戦略3:「聞き上手」で心地よい関係を築く
私は雑談したり、自分のことを話すのが苦手で、コミュニケーション全般があまり得意ではありません。
自分から話を広げるのはハードルが高すぎますが、話を「聞く」ことは頑張ればできます!
まずやっているのは、相手に質問をして、話を最後まで聞くこと。
この業界は自分より年齢が上の方が多いので、喜んでもらえることが多いと感じます。
※これは、私のようなコミュ障の人間の戦略です笑
戦略4:周囲への「気配り」を忘れない
一生懸命、自分にできる最大限の仕事をしていると、そういった姿勢は他のスタッフさんに必ず見られています。
それを見ていた人が「あの子は仕事が早い!」「こんなこともしてくれた!」と、良い噂を勝手に広げてくれるんです。
それが次につながるケースが本当に多いです。
自分と直接関わるスタッフさんだけでなく、それ以外のスタッフさんにも気を配ることで、評価は確実に上がっていきます。
戦略5:良いと思ったことはすぐに「真似」する
同業者に限らず、他のスタッフさんの「いいな!」と思ったやり方や言い回しは、日頃から積極的に真似するようにしています。
フリーランスは自分から勉強会に参加したり、研修に行かない限り、学ぶ機会がほとんどありません。
だからこそ、仕事中に仕事ができる人のやっていることを常に観察し、良いと思ったことはどんどん取り入れていくのです。
「あっ、真似したな」と思われてもいいんです。気にしません笑
まとめ
技術や知識、コミュニケーション能力は仕事をする上でとても大切な要素です。
しかし、それ以上に「今の自分にできることに最大限取り組み、それを継続すること」の方がフリーランスには重要なポイントです。
そうしていれば、必ず見てくれている人がいますし、それが次の仕事に確実につながっていきます。
フリーランスとして「選ばれる」存在になれるように、一緒に頑張りましょう!