【知らなきゃ損!】フリーランスの年金・健康保険料を賢く減らす節約術

「フリーランスになって、収入は上がったけど、毎月の保険料の高さに頭を抱えている、、、」
「会社員時代は会社がやってくれていたから、保険のことはよくわからない、、、」

そう思っていても、何をすれば良いのか分からないという方もいるかもしれません。

実は、賢く対策すれば、保険料をグッと抑えられるんです。

この記事では、フリーランスが加入すべき保険の種類と保険料を抑える方法をご紹介します。

1.フリーランスが加入する保険の種類

フリーランスが加入することになる保険は、以下の2つです。

国民年金

日本国内に住む20歳以上60歳未満の全ての人が加入する公的年金制度です。

保険料は一律で、令和5年度は月額16,520円です。

国民健康保険

市区町村が運営する医療保険制度で、会社員などが加入する健康保険の脱退後に加入します。
フリーランスは「第一号被保険者」に該当します。

保険料は、前年の所得や家族構成などによって異なります。

 

2.フリーランスが保険料を抑える方法

保険料の負担を軽減し、手取りを増やすためには、以下の方法が効果的です。

  • 家族の扶養に入る
  • 確定申告で所得を最適化する
  • 国民健康保険組合への加入を検討する
  • フリーランスを支援する団体の活用

家族の扶養に入る

配偶者や家族が会社員や公務員などで、社会保険に加入している場合、一定の条件を満たせば、扶養に入ることができます。

扶養に入ると、国民年金や国民健康保険の保険料負担がなくなります。

ただし、収入条件など細かな条件がありますので、事前に確認が必要です。

確定申告で所得を最適化する

フリーランスは、毎年確定申告を行い、所得を申告する必要があります。

特に、アルバイトや派遣で契約しているフリーランスは、税金と保険料の負担が大きいので、確定申告で可能な限り所得を下げて、税負担を減らしましょう。

💡ポイント①💡 社会保険料控除を最大限に活用する

確定申告の際に、支払った国民年金保険料と国民健康保険料は「社会保険料控除」の対象です。
控除を適用することで、課税対象となる所得金額を減らすことができ、結果として所得税や住民税を減らすことが可能です。

💡ポイント②💡 経費計上して所得を下げる

アルバイトではなく、業務委託契約で仕事を受けられるようになると、確定申告で「青色申告」ができるようになります。

青色申告は、経費を適切に計上して所得を下げることで、国民健康保険料を抑えることができます。

例えば、仕事で使用するパソコンや書籍、交通費などは経費として計上できます。

 

また、青色申告特別控除を利用することで、最大65万円の控除を受けることができます。

国民健康保険組合への加入を検討する

特定の業種に特化した国民健康保険組合が存在し、加入することで保険料が割安になる場合があります。
ご自身の業種に関連する組合がないか、調べてみる価値はあります。

医療系の保険組合は、現時点では医師国民健康保険組合(医師国保)しか存在しません。

看護師、臨床検査技師、放射線技師などの医療職は、各業種の保険組合がないので、その他の方法で健康保険に加入する必要があります。

医師国保に加入しているクリニックなどで働く場合は、医師以外の医療職も医師国保へ加入できます。

フリーランスを支援する団体の活用

フリーランスや個人事業主をサポートする団体がいくつか存在します。

私は「全国個人事業主支援協会」というところに加入して保険料を抑えていたこともあります。

保険料を抑える以外にもメリットがあるので、検討の余地ありです。

3.まとめ

フリーランスにとって、年金・健康保険料の節約は、手取りを増やすために重要な要素です。

今回紹介した方法を参考に、ご自身の状況に合わせて最適な保険選びと節約方法を見つけてください。

アルバイトや派遣でたくさん稼いでいる方は、ぜひ検討してみてください。

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