【フリーランスってどうなの?】現役医療系フリーランスの体験談

「フリーランスに興味はあるけれど、実際どうなの?」
「私にもできるのかな、、、」

私もフリーランスになる前は、本当に仕事があるのか?収入が不安定になったらどうしよう? など、たくさんの不安がありました。

そこで今回は、フリーランスって一体どんな働き方なのか、私が実際に感じた「仕事のこと」「人間関係のこと」「子育てのこと」を分かりやすくお伝えします。

新しいキャリアの一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。

1.医療系のフリーランスは増えてる?

最近、20代や30代の若い世代を中心に、「フリーランス」という働き方を選ぶ医療職が増えています。

今は大学や専門学校が増えて、看護師・臨床検査技師・臨床工学士・放射線技師がたくさんいる時代になりました。そのため、働き方もいろいろ選べるようになりました。

中には、病院で働きながら、副業でお休みの日に健康診断の仕事をしている人も多いです。

昔は、少ない人数でめちゃくちゃ忙しく働いて、お給料もたくさんもらえていましたが、今は人手が増えた分、お休みは取りやすくなったけれど、お給料はそこまで増えない…という状況かもしれません。

そのため、自由に働けて収入も高いフリーランスになる人が増えているのかもしれません。

2.フリーランスの収入はどれくらい?

医療系フリーランスの収入は、半日:2.0~2.5万円/一日:2.3~3.2万円です。

それでも、昔より少しずつ下がってきています。

20年くらい前は、一日働いて5万円近くもらえたそうですが、今は3万円 . . . 2万円 . . . と徐々に下がってきています。もしかしたら、今後も少しずつ下がっていくかもしれませんね。

ただ、病院で働くよりも、収入はぐっと上がります。

仕事量や単価によって収入は変わりますが、頑張った分だけ収入に反映されるのは、やっぱりすごく嬉しいし、とてもやる気が出ます!

2.人間関係で悩むことはある?

フリーランスの仕事には、一回きりのものもあれば、しばらく続くものもあります。

一回きりの仕事だと、仕事が終わればそれで終わり、というサッパリした関係が多いです。

私は人見知りなので、仕事だけの割り切った関係は、正直とても気が楽なんです。

短期間で仲良くなれなくても、仕事に対する真面目な姿勢や、しっかりとした技術を見てもらうことで、信頼関係を築けるようにいつも心がけています。

私も最初は「人間関係、大丈夫かな…」と不安でしたが、実際に働いてみると、ちゃんと仕事をしていれば、必要以上に気を遣うことはありませんでした。

頼まれた仕事を時間通りに、正確に終わらせること、そして常に向上心を持って仕事をしていれば、継続して仕事をもらうことができます。

3.女性フリーランスのこれから

医療系の仕事は、検査を受ける方に直接触れることが多いので、女性の医療従事者の需要が高いです。

特に、健康診断などで会社や学校を回る仕事(巡回健診)では、女性スタッフが必要とされる場面が多いです。

心電図や超音波(エコー)、マンモグラフィなど、上半身が見えてしまう検査では、女性スタッフでないと対応できないことが多いんです。

残念ながら、男性の医療系フリーランスの場合、巡回健診のような高収入の仕事を見つけるのは、看護師さんの血圧・採血、検査技師さんの眼底検査、放射線技師さんのバリウム検査など、限られたものになってしまいます。

健康診断の場所によっては、全員女性スタッフでないといけないこともあるので、男性の方は別の稼ぎ方を考える必要があるかもしれません。

4.子育てとの両立はできる?

私自身はまだ子どもがいないので、出産や子育てをしながらどう働くかは、まだ具体的に想像できていない部分もあります。

フリーランスには、会社員のような産休や育休がないので、働けない間はお金が入ってこなくなってしまいます。

子どもが急に体調を崩しても、簡単に休むわけにはいきません。

そのため、家族の協力は絶対に必要になると思います。

もし旦那さんがテレワークで家で仕事ができたり、フレックス制で働く時間を自分で決められたりするなら、融通が利きやすいですよね。

実家が近ければ、おじいちゃんやおばあちゃんに手伝ってもらうこともできます。

もし頼れる人がいない場合は、ベビーシッターさんを頼んだり、保育園などを利用したりすることも考えています。

でも、実際に子育てをしながらフリーランスとして働いている友達からは、「子どもが体調を崩したときは、事前にクライアントさん(仕事の依頼主)に相談したら、理解してもらえた」という話も聞きます。

また、フリーランス向けのサービスの中には、病気の子どもを預かってくれる保育園の割引があったり、一時的に収入が減った時に助けてくれる仕組みを提供しているものもあります。

こういうサービスを使うことも、いざという時の助けになりますね。

・子どもが小さいうちは、短い時間の仕事をメインにする
・家族に協力してもらいながら、仕事の量を調整する
・同じように子育てしながら働いているフリーランスの仲間と協力し合う

など、いろいろな方法があるので、工夫次第で子育てと仕事の両立はきっと乗り越えられると信じています。

まとめ

フリーランスは、確かに不安なこともありますが、それ以上に魅力的な働き方です。

「自分のペースで働ける」「頑張れば収入も増える」 など、会社員とは違う魅力がたくさんあります。

もちろん、自分で仕事を探したり、お金の管理をしたりと、大変なこともあります。

でも、しっかり準備をして、ちょっと勇気を出して一歩を踏み出せば、きっと新しい道が開けるはずです。

もし「フリーランスってちょっと気になるな」と思ったら、まずは本業の合間に少しだけ副業で始めてみたり、フリーランスのセミナーに参加してみるなど、小さなことから始めてみてください。

この記事が、あなたの背中を押すきっかけになれば嬉しいです。

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あおたん

はじめまして
『あおたん』と申します
私は総合病院で10数年勤めてました
育休明けで戻って月3.4回の当直と残業時間が辛く心身共にバランスを崩し、新規のクリニックに勤めました
ただ仕事内容とお給料に物足りなさを感じ、気分転換も兼ねて放射線技師のバイトをしてます
このバイトの伝手で他の開業医さんからもお話をいただき、掛け持ちをしている状態です
最近はフリーの方がいいのかな…と思い始め調べていた所Ms.switchさんのブログに辿り着きました
本当に勉強になります!
これからも応援してますので、更新楽しみにしてます!

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