前編では、私がフリーランスとして収入を増やすために行ったことをご紹介しました。
今回は【支出編】として、私が毎月の支出を低く抑えるために行っていることや、その他の要因についてつづります。
結論
資産運用をはじめて5年間で総資産2000万円を達成できたのは、支出が低いことも大きな要因の一つです。
支出を下げられている要因としては、以下の5つがあります。
・毎月の支出が平均より低い
・扶養に入っている
・夫の収入が平均より高い
・子供がいない
・両親が健康である
これらの要因について、詳しく見ていきましょう。
1.毎月の支出が平均より低い
私は東京23区内に旦那さんと二人暮らしをしており、私の生活費は月平均14万円です。
家賃が平均より安いのは、月々15万円のところを旦那さんと折半しているからです。
総務省統計局の調査によると、一人暮らしの家賃を除く生活費は月14万3803円です。
東京23区内のワンルームの家賃は平均10万円前後するので、毎月の生活費は約24万円程度になります。
都内で一人暮らしをしている人と比べると、約10万円支出が低いことになります。
その分を投資に回せたことで、資産が順調に増えたのだと思います。
※HOME`S:東京都内の家賃相場情報(2025年2月)
※総務省統計局:家計調査報告(家計支出編)2023年(令和5年)平均結果の概要 P15
毎月の生活費を平均14万円に抑えられているのは、無駄な固定費をなくして、できる限り娯楽費を減らしているからだと思います。
本当はジムに行ったり、美容にお金をかけたり、欲しいものを買ったりしたいです。
でも今は資産形成を最優先にして、サイドFIREを達成したら好きなことにお金を使いまくろうと思っています。
貯蓄率にすると約70%なのですが、そのようにしている理由は、あと5年でサイドFIREすることが目標だからです。
もう少し時間をかけて資産を築くなら、ある程度支出を上げても大丈夫です。
今を楽しみながら資産形成するのもアリだと思います。
2.扶養に入っている
扶養に入ることで、国民年金と国民健康保険の支払いがなくなります。
年間40万円程度も手取りが多くなり、投資に回すお金を増やすことができました。
フリーランスは扶養する側にはなれませんが、扶養に入ることはできます。
※個人事業主も扶養に入れます
結婚されている方は、是非検討してみてください。
【関連記事】
●【フリーランスも扶養に入れます】 国民年金・国民健康保険を‘‘0円‘‘にして手取り額を増やす!
3.夫の収入が平均より高い
旦那さんは建築関係の派遣社員として働きながら、副業もしています。
副業で月25万円程稼いでいるので比較的高収入です。
コロナ以降は、テレワークになったお陰で何をしていてもバレないので、本業の時間内で副業をしています。
本業でやるべきことをしっかりやって、信頼されているからこそできる技です。
副業の収入はどんどん増えていて、今では月45万円程度を投資に回しているようです。
日々の生活費も少し多めに出してくれているので、もし旦那さんの収入が平均並みであれば、5年で2000万円の資産を築くことは難しかったかもしれません。
4.子供がいない
私達夫婦にはまだ子供がいません。
子供がいる場合は、教育費や養育費など多額の費用がかかります。
これらの費用がかかっていないので、投資にお金を回すことができています。
もちろん、子供が欲しい気持ちはありますが、お互いに目標の資産額を達成してからと考えています。
5.両親が健康
両親はとても元気です。
父が67歳、母は60歳ですが、現在も働いています。
今後どうなるかは分かりませんが、今のところ介護費用や医療費がかからず、老後資金も自分達で準備しているので経済的な支援が必要ない状況です。
しっかりした両親で本当に有難いです。
6.まとめ
資産を増やすためには、収入を増やすだけでなく、支出を減らすことも重要です。
毎月の支出を低く抑えるためには、家計簿をつけて支出を把握したり、無駄な出費を減らし、固定費を見直すことが大切です。
また、子供がいないことや両親が健康であることも、支出を減らす要因です。
これらを実践することで、フリーランスでも安定した生活を送り、資産を増やすことができます。
最後に
今回は【収入編】と【支出編】に分けて、私がフリーランスとして5年間で総資産2000万円を達成できた理由をご紹介しました。
これらの要因は、誰にでも当てはまるものではありません。
それでも、資産を増やすためには「収入を増やす、支出を減らす、投資にお金を回す」といった努力が必要であることは間違いありません。
これらの努力を継続することで、誰でも資産を増やすことは可能です。
この記事が、資産形成をしている方の少しでも参考になれば幸いです。